作業療法学科3年生「自転車シミュレーターと運転適性診断器」体験 

作業療法学科3年生は、認知症や脳に障害を持ち注意障害など高次脳機能障害となった方の、                    自転車と自動車の運転技能について着目し、「自転車シミュレーターと運転適性診断器」                            を活用した訓練を検討し実際に体験する授業を行いました

自転車運転は後方確認を怠ると警告が出るプログラムで、周囲の状況に合わせた運転技能が求められます

また、自動車運転は同時に2つの情報が画面に表示され「注意の集中と配分、転換」といった脳の認知機能に着目できる内容でした

本来は運転技能向上に活用されるこれらの機材ですが、「認知・判断・操作」「ダブルタスク」という、私たちが何気なく行っている日常生活行為の、衰えや老化でおこる踏み間違いや逆走などの改善と咄嗟の判断能力の向上にも役立つと考えることができました

自身の普段の運転について改めて見つめ直し安全運転に心がける良い機会となりました