恕のたより vol.19 

学校長通信「恕のたより」-第19号- 学校長 高野 茂

 

全国模擬試験で本学作業療法学科から全国トップの学生

国家試験合格にむけて全力投球

 

いよいよ、国家試験の本番が迫ってきました。看護学科は2月19日(日)、理学療法学科、作業療法学科は2月26日(日)に実施されます。それぞれの学科が合格に向けて、最後の追い込みをかけています。学生諸君は、緊張感をもって個別に学習したり、問答形式などで学習しています。先生方も一人ひとりを大切にして徹底した指導を行っておられ、学習室では張りつめた雰囲気が伝わってきます。
そのようななか、2016年度第3回PTOT模擬試験(医歯薬出版)がおこなわれ、すばらしい成績を収めた学生さんがいました。次の二人です。

作業療法学科4年 竹下  晃 さん
 作業療法学科4年 後藤 孝基 さん

 

竹下さんは、専門基礎分野で全国1位(4669人中)、総得点で全国3位(4669人中)でした。
後藤さんは、専門基礎分野で全国2位(4669人中)、総得点で全国6位(4669人中)でした。

大変すばらしい成績で、日頃からの努力の賜だろうと思います。他の皆さんもぜひ、負けずに頑張っていただきたいと思います。

中国の『書経』に「九仞(きゅうじん)の功、一簣(いっき)に虧く」という言葉があります。九仞は高い山のことで、簣は土を入れて運ぶかごのことです。言葉の意味は、高い山を築くのに、最後の一つのかごの土が足りないために山を築くことができない。99パーセント成功していても、最後の1パーセントができなかったために失敗してしまうことのたとえです。
ぜひ、国家試験合格に向けて、最後の最後まで気を抜かずに、頑張ってください。

皆さん全員の合格を祈念しています。