作業療法学科1年生 授業風景
作業療法学科1年生の授業の風景です
「作業療法概論Ⅰ」
高齢者や、障がいのある方の大変さを知る授業でした
まずは車いすで学校のまわりを散歩します
歩きなら楽々登れるゆるい坂がこんなにきついなんて
また普段なら気付かないちょっとした段差や、障害物が通行の妨げになることを学びました
今度は松葉杖を使って体験です
階段を上るのにどちらの足を先に出すか話合いながら進めていました
目をつぶった仲間を誘導し、校内を歩き回ります
階段を下りるはとても怖いです
階段と踊り場の境目が分からないので
「階段はあと一段で終わりです」などと声をかけながら歩いています。
平らなところでも
「ここで曲がります」 「まっすぐ歩いてください」
沢山教えなければいけないことがあります
壁や手すりに身体をぶつけないように注意が必要です
片側麻痺を想定してお箸を使ってみます
豆を掴みたいのですが、、左手だと力の入れ方すらわかりません
そこでトングのようになっている箸の登場です
作業療法士はこのような道具を患者様の状態に合わせて提案していきます
すいすい掴むことができるのでストレスがだいぶ軽減されます
今回様々な体験を通して、患者様の大変さがわかりました