Profession 理学療法士の仕事
理学療法士は、病気やケガなどで、身体の一部に障がいが起きてしまった患者様の
身体機能の回復や維持を図り、これまでと同じような日常生活を過ごせるように導く専門職です。
Class 授業内容
理学療法学科では、『専門性の奥深さを肌で感じながら学ぶ』ことを大切にしており、特に授業では実技等を中心とした演習機会を数多く設けています。ときに教員ではなく先輩学生が指導者となって自身の経験を踏まえながら後輩学生の疑問解決にあたるなど、学年の垣根を越えた学びの共有機会なども積極的に設けています。
Class Feature 学科の特長
主体的な学習姿勢を育む総合的カリキュラム
自分の意見を論理的に表現できるようになることを目的として、1年次から専門的知識を効果的に学ぶ方法を身につけ、主体的な学習姿勢を育むための総合的カリキュラムを設けています。
学年間交流を通した創造的な学び
学年毎にプリセプター制度に基づいた班をつくり、研究データの収集や実習に向けた演習など学年間で積極的に交流を図りながら創造的に学ぶ機会を設けています。
臨床に即した専門的技能および態度の習得
OSCE(Objective Structured Clinical Examination;客観的臨床能力試験)の実施を通して、専門的技能および態度の習得に必要となる課題を具体的に把握し、臨床に即した対応力を身につけていきます。
特殊な機器を用いた専門性の高い視点づくり
三次元動作解析装置(VICON)をはじめとする様々な特殊機器にも触れながら、より専門性の高い視点づくりに努めています。
Curriculum カリキュラム
- 1年次
- 理学療法見学実習/理学療法概論/リハビリテーション概論/解剖学演習/病理学/スポーツ・健康学/対人関係論/情報処理/国際コミュニケーション 他
- 2年次
- ADL/臨床動作分析学/機能障害学/脳神経外科学/整形外科学/内科学/神経内科学/精神医学/小児科学/予防・救命救急学/画像診断学 他
- 3年次
- 評価実習/理学療法評価学演習/画像評価学/運動器理学療法(I・II)/神経理学療法(I・II)/神経筋疾患理学療法/心大血管理学療法/内部障害理学療法/義肢装具学/地域理学療法学/リハビリテーション医学 他
- 4年次
- 理学療法専門分野特論/理学療法特論演習II/理学療法管理学/基礎医学論/長期実習
1年次
解剖学(I・II・II・IV) / 生理学(I・II)/ 運動学
人体の構造や機能、さらには筋肉や靭帯・関節包など運動に関わる器官の役割を学び、運動時に関節がどのようにして動くのかなど理学療法の基礎となる内容を様々な学習方法を通して学んでいきます。
2年次
理学療法評価学I・II
病気やケガによって生じた身体機能における様々な問題を把握するために、関節の可動範囲や筋力の強さ、神経の働きなどの検査・測定方法について実技を通して学んでいきます。
3年次
理学療法研究法 I・II
様々な疑問をテーマに掲げ、グループ活動を通して理学療法の効果を検証していきます。一連の理学療法研究手法を学び、これからの医学の発展に貢献できる人材を育成していきます。
4年次
国家試験対策
小グループ学習を中心に、担当の専任教員が模擬試験などを通じて弱点分析や個別指導を行います。また、国家試験を分析して特論演習で学習ポイントの指導を行います。