恕のたより vol.37

看護学科による「看護の日」の行事が行われました。

この行事は、「看護の日」にちなんで、特別講義の企画や看護協会などの催しに主体的に参加し、専門職業人としての看護職への自覚を高める。また、視野を広め、豊かな人間性を高め看護観を深めることをねらいとして企画されたものです。看護学科では、5月18日(金)に73名の2年生の参加を得て、ボランティア活動を行いました。
出発式にあたって、学生代表の中村くるみさんから代表挨拶を受けましたので、紹介します。

 

本日5月18日、看護学科9期生学生73名、看護の日の企画としてボランティア活動を実施させていただきます。
 今回の目的は、「これからの医療を担っていく看護学生に人々の健康を守り、増進していく看護の原点を考える機会とし、自分にできるボランティア活動を通して看護職への自覚を高め、豊かな人間性を養う」ことにあります。
 ボランティアの内容としては、熊本駅周辺の清掃活動、募金活動、グッドライフ熊本駅前入居者とのレクレーション活動を行います。
 「看護の心をみんなの心に」、というメインテーマのもと、各活動を通じて看護の心や助け合いの心を一人一人が分かち合い、地域の方々にもそうした心を育んでいただけるきっかけとなれるよう努めてまいりたいと思います。

心のこもった挨拶ありがとうございました。

※ 私の挨拶より
「看護の日」はナイチンゲールの誕生日5月12日に因むと聞いています。
熊本には第一次世界大戦中にフランスに派遣され、ナイチンゲール記章を受賞した竹田ハツメという看護師がいます。竹田ハツメさんは「私は飾り石のような華やかな人間になるより、裏石として目立たずとも、人を支える様な人間になることを臨む」というようなことを話されたそうです。まさしく、奉仕の根源はここにあると思います。
皆さんも今日の奉仕活動を頑張ってください。

※校長室前掲示板に、ボランティアの様子を紹介しています。