恕のたより vol.20

学校長通信「恕のたより」-第20号-学校長 高野 茂

熊本県立翔陽高校PTAの皆さんが本学を訪問されました

 
去る2月18日(土)の午前10時に翔陽高校PTAの皆様が、休日の朝早い中にもかかわらず、本学を訪問していただきました。
この日の新聞に、高校入試の後期選抜の出願状況が載っていましたが、県下、大変厳しい中に、翔陽高校は、1.70倍と高い倍率でした。中学生から人気のある学校だなと感じた次第です。
訪問に際して、皆様に歓迎のあいさつをしました。要旨は次のとおりです。
昨年4月に起きた熊本地震で被災された皆様へのお見舞い。
学校法人青照学舎の紹介。
青照館は平成12年に開校し、自然に囲まれた環境で、落ち着いた雰囲気で先生と学生の間が近い学校です。また、初年度の授業料免除の制度などがあり、安い学費で学ぶことができます。
駅前校は、平成20年に開校し、熊本駅前のすぐ前にあり、交通アクセスが抜群によいということ、昨年開設した特養施設の「グッドライフ熊本駅前」が隣にあり、実践的な研修をいつでも行うことができ、より実践的な力をつけることができること、また、新都心プラザには市立図書館が入っており、学習環境も整っている等の特色があります。
両校に共通するのが、先生方が、徹底した個人面談を行うなど一人一人を大切にした指導が行われている。ということです。
少子高齢化が急速に進む超高齢社会の中で、医療分野に対する期待が高まり、予防医療も含めて、セラピストや看護師に対する社会からの要請には、大変強いものがあります。
昨年度の求人総数が駅前校で、約16000人の求人があり、就職も順調に推移しています。また、セラピストや看護士に対しては社会全体の評価が高く、収入も安定しているという環境もあり、本校には4年制大学を卒業してから学んでいる学生たちもいます。
ぜひ、本学の取り組みをご理解いただき、一人でも多くの生徒さんが希望してくれることを強く望んでいます。

恕のたより vol.19 

学校長通信「恕のたより」-第19号- 学校長 高野 茂

 

全国模擬試験で本学作業療法学科から全国トップの学生

国家試験合格にむけて全力投球

 

いよいよ、国家試験の本番が迫ってきました。看護学科は2月19日(日)、理学療法学科、作業療法学科は2月26日(日)に実施されます。それぞれの学科が合格に向けて、最後の追い込みをかけています。学生諸君は、緊張感をもって個別に学習したり、問答形式などで学習しています。先生方も一人ひとりを大切にして徹底した指導を行っておられ、学習室では張りつめた雰囲気が伝わってきます。
そのようななか、2016年度第3回PTOT模擬試験(医歯薬出版)がおこなわれ、すばらしい成績を収めた学生さんがいました。次の二人です。

作業療法学科4年 竹下  晃 さん
 作業療法学科4年 後藤 孝基 さん

 

竹下さんは、専門基礎分野で全国1位(4669人中)、総得点で全国3位(4669人中)でした。
後藤さんは、専門基礎分野で全国2位(4669人中)、総得点で全国6位(4669人中)でした。

大変すばらしい成績で、日頃からの努力の賜だろうと思います。他の皆さんもぜひ、負けずに頑張っていただきたいと思います。

中国の『書経』に「九仞(きゅうじん)の功、一簣(いっき)に虧く」という言葉があります。九仞は高い山のことで、簣は土を入れて運ぶかごのことです。言葉の意味は、高い山を築くのに、最後の一つのかごの土が足りないために山を築くことができない。99パーセント成功していても、最後の1パーセントができなかったために失敗してしまうことのたとえです。
ぜひ、国家試験合格に向けて、最後の最後まで気を抜かずに、頑張ってください。

皆さん全員の合格を祈念しています。