恕のたより vol.34
平成30年明けましておめでとうございます。
皆さん、明けましておめでとうございます。今年の元旦は多くの地域が天候に恵まれ、初詣などに出かけられたのではないでしょうか。今年が皆さんにとっていい年でありますように祈念しています。
さて、本学では12月に入って理学療法学科で新しい取り組みが実践されました。その概要を簡単に紹介します。
理学療法学科3年生を対象にしたOSCE(オスキー)という実践的な演習です。
OSCEとは、「Objective Structured Clinical Examination」の頭文字をとったもので「客観的臨床能力試験」と訳されています。座学やペーパーテスト重視した評価ではなく、臨床的な判断力、技術力、医療人としてのマナーなど実際の臨床現場で必要とされる能力を、客観的かつ適正に評価する方法です。
3年生を対象として今まで学んだ知識・技術をもとに、1月に実施される評価実習に臨むにあたって、必要な技能の修得の一環として12月にOSCEが実施されました。
その進め方は、学生がこれまで学習した各種検査・測定の目的と意義を十分に理解し、それを実践できるようにするため、プリセプターグループごとに学習計画を立案し、グループ学習を進めていきます。その上で、模擬患者を対象にOSCEによる評価を行う方式です。
これからの学習形態として学生に大いに役に立つと思います。
今回は、初めての試みということで、その模様を写真で紹介します。
今年も様々な取り組みなどを紹介していきたいと思いますので期待してください。