恕のたより vol.24

PTの臨床実習指導者研修会・会議が開催されました。

4月15日(土)の午後、本学において、理学療法学科の臨床実習指導者会議が開催されました。特に、今年は初めての試みとして研修会がシンポジウムの形式で行われました。松本学科長を座長として、「学年実習(概論・検測・評価・長期)における指導者としての関わり方」をテーマに各先生から報告があり、それを受けてのディスカッションとなりました。予定の時間を超えての話し合いがあり、大変有意義な研修会になりました。その後、指導者会議に移り、実習に関する説明などが行われました。各施設の指導者の皆様には、これから大変お世話になりますが、宜しくお願いいたします。

本学2年の林田直樹君が、第18回アジア競技会
選考会に出場しました。

2018年にインドネシアで開催されるドラゴンボート競技の「第18回アジア競技会」(アジアオリンピック委員会主催)に日本ドラゴンボート協会から日本代表チームを派遣する予定になっています。その10人漕ぎ種目の日本代表選手の選考会が埼玉県幸手市で開催され、本学の理学療法学科2年の林田直樹君が候補選手として派遣されました。結果はわずかの差で破れて、代表には選ばれませんでしたが、彼の健闘を皆さんとともに讃えたいと思います。まだ、チャンスはあるそうなので、勉学との両立をしながら、頑張ってください

恕のたより vol.23

年度初めの表彰式・対面式が行われました。


6日に理学療法学科・作業療法学科の新入生オリエンテーション、学生集会、各種表彰式、対面式、新任紹介、クラブ活動紹介が行われました。成績優秀として表彰を受けたのは次の学生さんたちです。
理学療法学科2年 井上 舞 さん
理学療法学科3年 平川史紋 さん
理学療法学科4年 和田龍星 さん
作業療法学科2年 山田菜帆 さん
作業療法学科3年 山口博子 さん
作業療法学科4年 琉子るみなさん
看 護 学科2年 相馬美咲 さん
看 護 学科3年 村山阿里紗さん
以上の学生さんです。その他、多くの学生さんが成績優秀者として表彰されました。看護学科は表彰式は7日に行われました。
対面式でのあいさつの要旨を少し補って紹介します。
○ 平成29年度がいよいよスタートした。この時期は清明の候にあたり、万物がすがすがしく美しい頃で、まさに新しい年度を告げるにふさわしい時期といえる。
○ 一年生は、入学式と今日をもって、名実ともに熊本駅前看護リハビリテーションの学生としてスタートを切ることになる。
○ 学校は新たな人との出会いの場、同級生に出会い、先輩に出会い、先生方に出会い、地域の方々に出会う場です。その中で自分づくりが始まり、新しい自分との出会いにもなる場である。
○ 人は、出会いにより、それからの人生を大きく左右される場合がある。特に青春期の出会いでは親友を得たり、一生の師と仰ぐ人を得たりする。
○ 「出会い」は、人にとってすばらしいできごとや時間を招く。特に新入生にとってみれば、専門学校での、新しい自分づくりの第一歩ともなる。
○ 本学は、高校とは違い、年齢差もあり、経験も違う学生さんの集まりであるとともに、同じ医療系の進路目標を持っている学生の集団で共通している部分も多い。それだけに共有できる話題も多いのではないかと思う。
○ 学校の講義を中心に、部活動や学校行事など沢山の出会いを大切にしてください。

恕のたより vol.22

熊本駅前看護リハビリテーション学院の入学式が挙行されました。


昨日は、温かい春の訪れを感じる中、青照館との合同入学式が三角の地で執り行われました
入学式の式辞のなかで、私が新入生にお願いした3つのことについて紹介します
一つ目は、今、心に秘めている志を最後まで貫き通す「初志貫徹」ということです

皆さんはこれから様々な困難や挫折に遭遇します。その時、入学したときの初志に立ち戻り、気持ちを奮い立たせ、困難を克服してください。また、「雨滴、石をうがつ」という言葉があります。雨滴とは、雨のしずくのことであり、うがつとは穴をあけるという意味です。つまり、雨のしずくがおなじところにかかり続ければ、石でも穴をあけられるということであります。このことは、辛抱強くコツコツと努力すれば、何事も成し遂げることができることを私たちに教えています。ねばり強く努力を重ね、初志を最終的には形あるものとして実現されることを強く願っています
二つ目は、他人を思いやる「恕」の心を身につけてほしいということです

「恕」という言葉は、中国の儒者孔子が最高の道徳としたもので「他を思いやる心」であります。それを具体的に言い表したのが「己の欲せざる所は人に施すなかれ。」という言葉です。皆さんがこれから目指す職業は人と接することが基本にあり、コミュニケーション能力が強く求められます。その際、相手を思いやり、我が身を相手の身に置き換えて相手の心を推しはかって行動する。そこには自分と他人とが共に生きる道が開かれています
三つ目は、本学に強い誇りと愛着を持ってほしいということです

本学舎は開学以来、両校これまでに千七百人を超える卒業生を社会に送り出しています。その中には大学で教鞭を執っている先輩、本学で専任教員として教育にあたっている先輩をはじめ全国の医療関係機関で活躍されている方々を多く輩出しています。
本校の学生であることに誇りを持つということは「学校を愛する、好きになる」ということです。本校で学べることに誇りと愛着をもって堂々とした生活を送ってください

恕のたより vol.21

学校長通信「恕のたより」-第21号- 学校長 高野 茂

 
理学療法学科3年の学生が理学療法の研究成果を発表

 
本年度理学療法学科3年生の「理学療法研究法」の研究発表会が3月2日に行われましたこれは、谷川先生が主担当される「理学療法研究法」という科目で、理学療法学科3年生をグループ分けして、それぞれのグループに指導の先生を配置し研究を行うものです。研究の被験者には1・2年生が割り当てられるなど学年を越えた研究のつながりがあるすばらしい発表会です
どんな研究が行われたかを以下に紹介します

1班 「キネシオテーピング(KT)の使用方法に基づいた筋への影響」
2班 「組み脚の習慣が骨盤に与える影響」
3班 「上半身のリズミカルな運動による補講改善効果」
4班 「第5趾浮き趾に対するパッド介入後の最大前方重心動揺の変化」
5班 「噛みしめの強さによる柔軟性の変化」
6班 「踵なしスリッパが歩行とバランスに与える影響」
7班 「女性の運動耐容能評価の検討~3分間歩行試験を用いて~」
8班 「ベーシックセブンによる重心の変化」
9班 「姿勢戦略における股関節周囲筋の活動について」

  ※ 理学療法大賞6班 アイディア賞7班 チームワーク賞3班でした

 

恕のたより vol.20

学校長通信「恕のたより」-第20号-学校長 高野 茂

熊本県立翔陽高校PTAの皆さんが本学を訪問されました

 
去る2月18日(土)の午前10時に翔陽高校PTAの皆様が、休日の朝早い中にもかかわらず、本学を訪問していただきました。
この日の新聞に、高校入試の後期選抜の出願状況が載っていましたが、県下、大変厳しい中に、翔陽高校は、1.70倍と高い倍率でした。中学生から人気のある学校だなと感じた次第です。
訪問に際して、皆様に歓迎のあいさつをしました。要旨は次のとおりです。
昨年4月に起きた熊本地震で被災された皆様へのお見舞い。
学校法人青照学舎の紹介。
青照館は平成12年に開校し、自然に囲まれた環境で、落ち着いた雰囲気で先生と学生の間が近い学校です。また、初年度の授業料免除の制度などがあり、安い学費で学ぶことができます。
駅前校は、平成20年に開校し、熊本駅前のすぐ前にあり、交通アクセスが抜群によいということ、昨年開設した特養施設の「グッドライフ熊本駅前」が隣にあり、実践的な研修をいつでも行うことができ、より実践的な力をつけることができること、また、新都心プラザには市立図書館が入っており、学習環境も整っている等の特色があります。
両校に共通するのが、先生方が、徹底した個人面談を行うなど一人一人を大切にした指導が行われている。ということです。
少子高齢化が急速に進む超高齢社会の中で、医療分野に対する期待が高まり、予防医療も含めて、セラピストや看護師に対する社会からの要請には、大変強いものがあります。
昨年度の求人総数が駅前校で、約16000人の求人があり、就職も順調に推移しています。また、セラピストや看護士に対しては社会全体の評価が高く、収入も安定しているという環境もあり、本校には4年制大学を卒業してから学んでいる学生たちもいます。
ぜひ、本学の取り組みをご理解いただき、一人でも多くの生徒さんが希望してくれることを強く望んでいます。